「日本とタイの架け橋」をインターネット上に残す日本語とタイ語のウェブマガジンAnngleを開発・企画全般を担当しているKenさんにお話を伺いました。
タイ人観光客を増やすための新しいプロジェクト「ソトアソビ」を企画していて、その実現に向けてCampfireというクラウドファンディング(ネット上の寄付)のサイトで支援を集め始めたということで、今回はそのお話!
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どんなプロジェクトなの?
僕が話を聞いての理解したのは、
- 日本人から寄付金を集めて、
- そのお金で、日本のことが好きだけどまだ来たことがないタイ人を日本にお連れして、
- 色々な「初めて」を動画におさめる。
- そのドキュメンタリーで、日本への観光客を増やしていこう!
というプロジェクト!
日本との国交は120年もあり、アニメ・日本食・お菓子・富士山・北海道・歌などの文化に接して親しんできたタイの人たちが、ビザが無くても(簡単な審査だけで)日本に来られるようになりました。
日本の外務省は25日、東南アジア各国に対する査証(ビザ)の免除・緩和措置を7月1日から開始すると発表した。
タイ人に対してはビザを免除する。滞在期間は15日。
日本、7月からタイ人のビザ免除 | newsclip (ニュース、経済、企業のニュース)
そんな彼らに、日本のことを伝え、楽しみ方やマナーや色んなことを見せる動画を撮影し、日本に来てみたい気持ちをさらに高ぶらせていただこうという企画であります。
寄付を募るプロモーション動画が熱い!
何はともあれ、プロモーション動画を見てください。
タイの人たちが、日本のことを語ってくれる様子を見て、「こんなにてらいなく好きという感情を全面に出すのか!」と思いました。
動画を見ると、日本ってそんなふうに受け止められているんだ!ということに、日本人がびっくりすると思うのです。
忙しい人のためにちょっとだけ、引用すると、、、(時間のある人は上の動画見てね!!)
ほほう!
JRという名前とか、そういうパスがあることは知ってるのか!
この動画に出てくる人、みんなお菓子が好きなんですね。そんなに人気があるとは知りませんでした。
雪見だいふくですねw!
動画を見ると、日本ってそんなふうに受け止められているんだ!ということに、日本人がびっくりすると思うのです。
このプロジェクトの実現に向けて、500円からの寄付で応援しよう!
この「ソトアソビ」企画では、寄付を募っていて、少しでも「あ、いいな、楽しそう」と共感してくれる方、オンラインで500円から参加できて、何かもらえます!
タイ人の観光客を増やしたいと思う観光施設の人、町おこしに取り組む地域の人、20万円を支払うと、とびきりのクオリティーの観光地プロモーションビデオができます。
- 「ソトアソビ」のプロの撮影クルーがタイ人観光客を連れて撮影に来ます!
- 観光地の体験プロモーションビデオの制作費としては価格破壊!
30万円の支援だと、上記(とその他の特典)に加えて、
- さらに、日本が好きなタイ人がたくさん見ているウェブマガジン、Anngleで4週連続の特集が組まれます。
その他の特典は、Campfireで読めます。
あと、日本側でのアレンジには、このお散歩ラジオにも以前出演していただいたサティさんが!
タイ人観光客って可能性あると思う!
僕もタイに行って気がついたのですけど、日本の文化の受容度はとっても深いし、そもそも彼ら自身がとても文化的な人々だと思います。文明の話だけではなくて、面白いものを楽しんだり、きれいなものや可愛い物を愛でたり、好奇心が旺盛だし、真似して自分たちのものにするのも上手です。
日本への親しみ度合いがすごく高くて、色んなことをとてもよく知っています。
タイ人、バンコク人のSNS利用者がすごい件
地方の人で今回のプロジェクトに参加したい人に伝えたいのですけど、タイ人はSNS使いまくっています。主にFacebook、LINE、インスタグラムなのですが、少し例を挙げます。
Facebookは都市としてのユーザー数世界一です。
すごい事実。。
There are more Facebook users in Bangkok than in any other world city.
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Bangkok has some 8.68 million Facebook users, followed by Jakarta (7.43 million) and Istanbul (7.07 million), according to a list published by the well-known international social media analytics company Socialbakers.世界のどんな都市と比べても、Facebookユーザーはバンコクに最も多い。
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バンコクには、868万のFacebookユーザーがいます。ジャカルタが743万人、イスタンブールが707万人です。Bangkok Tops Global Facebook City List – Wall Street Journal
Instagramで世界一写真が撮られているのはバンコクの空港で、二位がデパート
Instagramのチェックイン数が最多なのはバンコク近くの空港だそうです。
Out of anywhere else in the world, Bangkok’s Suvarnabhumi Airport tops the list. Over 100,000 photos were taken there last year!
世界一はバンコクのスワンナプーム国際空港。10万枚以上の写真がここで撮影されてUPされました。
二位がバンコクにあるサイアムパラゴンというハイソ系のデパートです。
LINE、利用者数が日本と台湾についで3位、利用頻度は世界一
LINEも誰もが使っている感じですね。ほんとすごい。
NHNのシニアマネージャーであるリー氏は、タイにおいてラインの利用者数は今年 12月に1000万人を超えると正式発表した。今年1月にはユーザー数は100万人ほどで、その成長率はとどまるところを知らない。なお、タイ人ユーザー の半数以上が、24時間内に必ず1度は使うとされ、利用頻度では現在世界第1位。利用者数でも日本、台湾に続き、3位にあるという。
シェアもいいね!のクリックも、Instagramに写真が投稿されるのも、LINEでタイムラインやメッセージに流されるのも、ものすごく期待できるし、それらが閲覧されて人々の目に触れる機会も他の国でのプロモーションよりも、ずっと期待できるわけです。
日本の人気色々
ラーメン、寿司、しゃぶしゃぶ、牛丼、ドーナツ屋などの日本食はひと通り食べられます。居酒屋もカフェも定食屋もだいたいあって、けっこう流行っています。
タイの飲食店経営情報 ・外食産業動向 | FDN フードリンクニュース
他にも色々なことがブームになっており、こちらの想像以上です。
タイ人は日本の観光地についても詳しい!
あと、これまでにも、タイ人の間でなぜだかよく知りませんが北海道がブームになっていたり、日光や富士山周辺はなぜか有名だったりします。
知人がタイの出版社と制作を進めているタイ人向けタイ語の日本の観光ガイドも、なんだか通り一遍の観光地だけではなくて、東京から日帰りで行ける場所のコンテンツが充実しているなど、一味違う旅がしたいというタイ人熱を感じます。
地方はすごくチャンスだと思うなぁ。Kenさんも、海外から日本の地方を盛り上げられたらいいな、ということがこのプロジェクトのモチベーションのひとつだというふうに言ってました。
その他にも、日本に来るタイ人に「これだけは知っておくと、マナーを破らずに日本人と仲良くなれるよガイド」的なものも作るそうです。そもそも日本に来るタイ人観光客が増えていますが、大声で騒いだり有り得ないクレームをつけたりしないで、評判はとってもいいみたいですし。
というわけで、ぜひともみんな寄付して応援してまいりましょー!
Podcast: Download (Duration: 13:15 — 18.2MB)
詳細は、海外メディア初!日本とタイを繋ぐ動画番組「ソトアソビ」プロジェクトがCAMPFIREにて公開! – RAWanngle : anngleで読めます!寄付は、日本とタイを繋ぐウェブ動画メディア「ソトアソビ」制作プロジェクト | Campfire